WordPressで複数サイトを管理したい場合、サブディレクトリを利用するのが便利です。
特にメインサイトのSEO評価の恩恵を受けながら、メインサイトとの相乗効果やブランディング統一を図りたい場合はサブディレクトリのブログ運営が向いています。
本記事では、エックスサーバーを使ったサブディレクトリの作り方を図解入りで簡単にわかりやすく解説します。
エックスサーバーだと5分足らずで開設できます
- ブログアフィリエイト最高月収200万円
- サイトM&A最高600万円以上
- 運営8ヶ月間の新規サイトで計1,000万円収益化
- 政府が取り組むテーマで1位や上位を網羅
- 企業クライアント様のメディア記事も1位を獲得
- クライアント様のブログ実績多数(月収100万円超え複数名輩出)
- 関西テレビ出演「キメツケ:夢のライフスタイル」
- 広告なし・インスタ集客180リストで売上8桁以上
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- 元保健室の先生 / インテリアとWebが好きな3兄弟ママ
サブディレクトリとは
サブディレクトリは、メインドメインに対してフォルダとして追加される形式のウェブサイトです。
たとえば、元ドメインがlykke-web.co.jp
の場合、以下のような形で運営できます。
lykke-web.co.jp/blog
lykke-web.co.jp/shop
これにより、同一ドメイン内で複数のサイトを運営することが可能です。
メリット
サブディレクトリでブログを運営すると、以下のメリットがあります。
- SEO効果:メインサイトの評価の影響を受けやすい
- コスト削減:ドメインを追加購入する必要がない
- ブランド統一感:メインサイトと統一感のあるURL構造になる
特にメインサイトと関連性の高いテーマでブログを運営するなど、SEOの相乗効果を図りながらブランディングに統一感をもたせたい場合はサブディレクトリが向いています。
デメリット
サブディレクトリでブログを運営すると、以下のデメリットがあります。
- SEOリスク共有:メインサイトがペナルティを受けた場合、サブディレクトリも影響を受ける可能性がある
- 独立性の欠如:サブドメインとは異なり、完全に独立した運用にはなりづらい
- サーバー負荷:同じサーバーに負荷が集中する場合がある
メインサイトと関連性のないサイトを運営するなど、独立したブランディングを築きたい場合は新規ドメインを取得するかサブドメインのほうが向いています。
WordPressサブディレクトリの作り方|エックスサーバーでブログ開設
サブディレクトリのサイトを作成する手順を解説します。
エックスサーバーでは、自動的にデータベースが作成されるため特別な設定は不要です。
エックスサーバーで開設したメインサイトにサブディレクトリを作成しましょう。
サブディレクトリを作成してWordPressをインストールする
サーバーパネル内の「WordPress 簡単インストール」をクリックします。
サブディレクトリを作成したいドメインの「選択する」ボタンをクリックします。
上部の「WordPressインストール」タブをクリックします。
❶〜❺に必要情報を入力します。
それ以降はデフォルトのままでOKです。
- サイトURL:サブディレクトリのサイトURLを設定。ジャンルやサイト名に合わせて決定します。
- ブログ名:ブログ名を設定。WordPressの管理画面であとから変更できるため仮でもOKです。
- ユーザー名:WordPressのログインに必要な管理者名を設定。あとから変更できないため注意。
- パスワード:WordPressのログインに必要なパスワードを設定。セキュリティ対策で複雑なものを推奨します。
- メールアドレス:WordPressの管理およびお問い合わせメールの受信に使うメールアドレスを設定。WordPressの管理画面であとから変更可能です。
- キャッシュ自動削除:デフォルトの「ON」のままでOK
- データベース:デフォルトの「自動でデータベースを生成する」のままでOK
- テーマ:利用するWordPressテーマを選択します。
購入したいテーマがこの中にある場合は選択して決済しましょう。
このタイミングで有料テーマを購入すると割引が適用されてお得です。
内容を確認してWordPressをインストールして完了です。
重要なWordPressログイン管理情報はメモやスクリーンショット(スクショ)などに控えておきましょう。
わたしはGoogleドキュメントで管理しています。
これにてサブディレクトリの作成とWordPressのインストール作業は完了です。
WordPress管理画面にログインできるか確認
WordPressの管理画面URLに、ユーザー名とパスワードを入力してログインしましょう。
ホームページアドレス(URL)の末尾に「wp-login.php」または「wp-admin」を付けると、WordPressのログインページにアクセスできます。
https://ドメイン名/サブディレクトリ名/wp-login.php
https://ドメイン名/サブディレクトリ名/wp-admin
サブディレクトリのサイト開設おつかれさまです
つづけてブログ運営に必須の初期設定をしていきます
サブディレクトリのサイト初期設定
サブディレクトリにWordPressをインストールしたあとは、以下の初期設定を行います。
- サブディレクトリのSSL設定
- パーマリンク設定
- WordPressテーマ導入
- ブログ初期設定
- プラグイン設定
❶サブディレクトリのSSL設定
SSL設定が「ON」になっていることを確認します。
SSL設定が「OFF」になっている場合は「ON」に設定を変更します。
WordPressの管理画面にログインし、「設定」>「一般設定」を開きます。
https://
になっていればOKです。メインサイトでSSL設定を済ませている場合、https://
になっています。
https://
になっておらずhttp://
の場合、「s」をつけてhttps://
に修正します。メインサイトのSSL設定が済んでいるかも確認しましょう。
❷パーマリンク設定
- WordPress管理画面にログイン。
- 「設定」 > 「パーマリンク設定」を開き、「投稿名」で設定しましょう。
くわしくは以下の別途記事で解説します。
❸WordPressテーマ導入
WordPressテーマを導入することでスムーズにブログ運営をすることができます。
当サイトはSWELLを利用しています。
SWELLの設定方法は別途記事で解説します。
❹ブログ初期設定
以下の初期設定を行います。
- ブログタイトル・キャッチフレーズ設定
- お問い合わせページ設置
- プライバシーポリシー設置
- 特定商取引法(特商法)設置
- プロフィール設置
❺プラグイン設定
プラグインは利用するWordPressテーマによって相性が異なります。
必ず各ワードプレステーマのマニュアルサイトや解説記事をご確認ください。
迷ったときは、
「ワードプレステーマ名 推奨プラグイン」
「ワードプレステーマ名 プラグイン名」
など、調べたうえで判断することを推奨します。
人気のプラグインでも開発がストップしてしまうこともありますから、毎回調べて導入は自己判断で行うものです。
サブディレクトリのサイト管理方法・外部ツール設定
サイトマップを分ける
Googleに正確な情報を提供するため、サブディレクトリ専用のサイトマップを生成します。
Google Search Console(サーチコンソール)の導入
Google Search Console(サーチコンソール)でサブディレクトリをトラッキング設定します。
Google Analytics(アナリティクス)の導入
Google Analytics(アナリティクス)でサブディレクトリをトラッキング設定します。
内部リンクの設定
メインサイトとの内部リンクを適切に設定し、ユーザーが簡単に行き来できるようにします。
サブディレクトリとサブドメインどちらを選ぶべき?
メインサイトのドメインパワーの恩恵を受けSEO評価の相乗効果を図ったり、関連性のあるテーマで運営して、会社・事業のブランド統一を意図したりする場合はサブディレクトリが向いています。
一方で、サブドメインはメインサイトとテーマがまったく異なるなど、独立したブランディングが必要な場合に適しています。
項目 | サブディレクトリ | サブドメイン |
---|---|---|
URLの形式 | https://example.com/blog/ | https://blog.example.com/ |
SEO効果 | メインドメインの評価を受けやすい | メインドメインの評価を受けづらい |
独立性 | メインサイトと密接に関連 | 独立性が比較的高い |
ブランドイメージ | メインサイトと一体感を演出 | メインサイトのテーマと印象を分けられる |
サーバー負荷 | メインサイトと共通のサーバー負荷 | サブドメインごとに負荷を分散可能 |
適用例 | Yahoo! 楽天 | 価格.com |
エックスサーバーのサブディレクトリの作り方は簡単!サクッと開設しよう
エックスサーバーを使ったサブディレクトリの作成は、5ステップ程度で簡単に完了します。
- エックスサーバーのサーバーパネルにログイン
- 「WordPress 簡単インストール」を選択
- サブディレクトリを作成するドメインを選択
- 「WordPressインストール」タブを選択して必要情報を入力
- WordPressをインストールして完了(5ステップで完了)
- WordPressログイン情報をメモに控える
メインサイトとの相乗効果を図りながらサブディレクトリのサイトも育ちますように。